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相続

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相続とは

相続とは、亡くなった人の遺産などを受け継ぐことです。
具体的には以下のような流れに沿った一連の手続きがあります。

相続の流れ(あくまでも概要です)
期限 手続き
7日以内 死亡届の提出、葬儀
  • 死亡診断書と共に、市区町村に提出。
  • 葬儀などの領収書などの整理開始。
3ヶ月以内 遺言書の確認
  • 遺言公正証書以外の場合、家庭裁判所の検認を受けるため、家事審判申立書を提出。
相続人の確認 相続関係説明図作成
  • 故人と相続人の戸籍謄本などの調査。
相続財産の概算把握 相続財産調査・相続財産目録作成
  • 財産に債務があるかどうかなどを確認。
相続放棄・限定承認
  • 相続放棄・限定承認の場合は家庭裁判所に申述。
4ヶ月以内 準確定申告
  • 税務署に故人の所得税を申告。
相続財産の評価・測量
  • 場合によっては専門家(不動産鑑定士など)に依頼し、評価額を算出。
10ヶ月以内 遺産分割協議書作成
  • 相続人で遺産分割について話し合い。遺産分割協議書の作成には相続人全員の実印と印鑑証明書が必要(遺言書通りに相続する場合は不要)。
相続税申告書作成・申告・納付
  • 税務署に納税とともに申告書を提出。延納、物納は別途申請。
1年以内 相続財産の名義変更
  • 不動産相続登記の申請、預貯金、株式などの名義変更。
遺留分の減殺請求(相続開始またはそれを知ったときから一年以内)
  • 相手方などへ

ケーススタディ

ケース1:子どもたちの間で争いが発生した鈴木家

まずは鈴木さんのケースを紹介します。相続財産に争いが起きてしまったケースです。

背景

鈴木さん、75才(父:今回の相続の故人—遺産を残した人です)
奥様は既になく、相続人は長男の一郎(50才)、次男の二郎(47才)、三男の三郎(40才)。
鈴木さんは自分で建てた自宅で一郎と同居し、一郎の妻花子の介護を受けていました。二郎と三郎は別居しているが、二郎はたまに顔を見せ、鈴木さんと旅行するなどしていました。三郎はあまり家に寄りつかず、どちらかというと、自由奔放に暮らしていました。

争いが起こり、「争続」へと発展

鈴木さんが亡くなり、相続税の発生しない、3千万円の遺産を残しました。
遺言書もないので、法的には三人の子どもが1千万円ずつ相続することになります。

ですが、長男一郎は、二郎と三郎に対して以下のように主張しました。
「僕が父さんの面倒を見てきたし、介護もほとんどやっていた。二郎はたまに手伝ってくれたけど、三郎は何もしてない。三人が同じ額だなんておかしい。僕が1,500万、二郎が1,000万、三郎は500万が順当だろう」

二郎は一郎の主張が分からなくはないのですが、三郎のことも考えると簡単にはYESとは言えません。また差をつけるにしても開きがありすぎると思いました。

また、三郎は当然納得がいきません。一郎の住む家は父が建てたもので、一郎はそこにずっと暮らしていたのだから、別居した二郎や三郎の家賃にあたる分は既に利益を得ていると考えました。それを相殺しても三人が同じで当然、場合によっては二郎と三郎の方が多いんじゃないか、という言い分があるからです。

いかがでしょうか。どちらにとっても自分の言い分があり、なかなか簡単にはまとまりません。何と言ってもかなりの額のお金、そしてこれまでの兄弟関係や亡くなった父への思いなどなどが複雑に絡み合ってしまいます。

うさねこ法務の役割

このようなケースでは、うさねこ法務が同席の上、何度か話し合いを持っていただき、遺産分割協議書の作成をいたします。それがうまくまとまった場合は、その後の相続手続きについても代行させていただくといったことも可能です。
ただし、状況が状況だけに簡単にまとまるとは思えません。つまり遺産分割協議も難航するでしょう。すると、その分の費用も嵩んでしまいます。

さらに結果として、遺産分割協議がまとまらない場合は、家庭裁判所での調停、または裁判などに発展してしまいます。その場合はさらに高額な弁護士費用も発生します。
それだけでなく、大切な兄弟間の人間関係までもが修復不可能になってしまう、ということもあるのです。

費用は

上記のようなケースで、相続書類おまとめパッケージをご利用された場合、うさねこ法務は以下のことを行います。

相続財産調査、財産目録作成、相続関係説明図、遺産分割協議書作成

相続書類おまとめパッケージでは実働時間5時間が基本料金に含まれますが、遺産分割協議書作成のための協議に15時間ほど超過したとしますと、以下のような計算式でうさねこ法務への報酬額が決定します。
相続書類おまとめパッケージ・基本料金104,980円+(超過時間15時間×5,000円)=179,980円(税込み)

※その他、諸手続に実費が発生します。

その後...

鈴木さんのようなケースではやはりどうしてもまとまらず、家裁での調停、そして裁判へと至ってしまうことが多いです。そうなるとうさねこ法務の手を離れ、互いに弁護士を立てた争いになります。

結局、当初の20万円では済まず、高額の弁護士費用などが発生して、相続財産が目減りしてしまいます。それだけでなく、心身ともに疲れ果て、兄弟の縁までが冷え切ってしまうといったことになってしまいます。

争いさえ起きなければうさねこ法務への報酬も104,980円で済み、弁護士費用もかからず、兄弟の仲もおかしくなることもないはずです。

争いを予防するには?

争いを予防するには、まず第一にしっかりとした遺言を遺すことです。何と言っても、「亡くなった方が遺産をどう分けたいと思っていたか」がはっきりしていれば、争いは起きにくいのです。

もう一つは、家族関係をできるだけ円満なものに保つことです。そしてできる限り未来についても少しずつでいいので話し合いをしていく、ということです。

ケース2:子どものいない田中さん夫婦

背景

夫婦二人、子ども無しの田中さん(69才)と奥さん(65才)の夫婦。
どちらも健康そのものでしたが、夫の田中さんがある日突然、脳梗塞で亡くなってしまいました。遺産は自宅と土地(評価額4,500万)に預貯金(500万)、それから死亡保険金(500万)。

田中さんには両親も子どももなかったため、相続人は奥さんだけだと思っていました。ところが初七日を過ぎてすぐ、遠方に住んでんでいて体調が悪く葬儀を欠席した田中さんの兄、太郎(75才)も相続する権利があると電話をかけてきました。

亡くなった田中さんとその兄、太郎は昔から折り合いが悪く、十数年もの間音信不通でした。その上葬儀にも出席せず、お悔やみの言葉もないまま、突然遺産に対して1/4の権利がある、と言ってきたのです。しかも預貯金が少なく、1/4である1,250万を渡すには、自宅を売却する以外に手立てはありません。
奥さんとしては当然、納得がいきません。

法律的には...

法律的には、太郎の言うことは間違っていません。妻と兄弟だけが遺された場合、法定相続分は妻が3/4、兄弟は1/4となります。したがって、1/4の相続分を要求する権利があります。

うさねこ法務の役割は

このようなケースの場合、うさねこ法務としては寄与分について太郎と話し合いをするべきだということくらいしかお伝えできません。寄与分とは遺産を形成するに当たって、貢献があった人に多く渡すことです。ただし妻の寄与分は一般には認められにくいです。が、例えば田中さんの奥さんが家事の傍ら、田中さんと二人三脚で事業を続けてきたといった事情があれば、これまでの判例に照らしても認められる可能性があります。

したがって、このようなケースでは、太郎さんと寄与分について話し合ってください、ということを伝えます。そして例えば寄与分が2,000万ほどと評価されるとすれば、(5000-2000)÷4=750万となり、預貯金と死亡保険金でまかなえます。年金などもあるため、自宅さえ残れば生活のめども立ちます。

二つの結末

上記の場合、寄与分について太郎との協議がまとまるかどうかが重要ですが、まとまらなければ奥さんは自宅を売却するか遺産分割について家裁で調停を申し立てるしか手がなくなります。慣れ親しんだ自宅を手放すのは非常に辛いですし、調停などの手続きも煩雑です。ただでさえ大切な方を亡くした直後だというのに、心労が絶えない状態になってしまいます。
また、まとまった場合でも預貯金の大半を渡さなければならず、将来について心細くなってしまいます。

費用は

上記のようなケースで「相続フルサポートパッケージ」をご利用された場合、うさねこ法務は以下のことを行います。

相続方針確認、相続人調査、相続財産調査、財産目録作成、遺産分割協議、名義変更、税理士・司法書士との連絡・手続き代行、その他諸手続き、アフターフォロー(一年間何度でも問い合わせ可能)

そしてこの一連の手続きと寄与分についての相談などで基本の10時間をさらに10時間超過したとしますと、以下のような計算式で費用が導かれます。
基本料金24.98万+(超過時間10時間×5,000=5万)+(相続価額5,000万×0.5%=25万)=54.98万円

※アフターフォローは実働時間に含みません。

伴侶に遺産を残すには

上記のようなケースを予防するには、ケース1以上に、遺言が大切です。なぜなら、兄弟姉妹には遺留分というものがないため、「妻に全財産を相続させる」という内容で全く問題なく相続できるからです。伴侶にすべての遺産を残したい場合は、必ず遺言書を作成してください。

相続関連のコース

いずれのコースの場合も、着手金として基本料金の半額を申し受けます。納品完了後、残りの半額およびオプション料金があった場合はその分をお支払いいただきます。

相続関係説明図作成コース
故人と相続人との関係を分かりやすいように図で説明するものです。相続登記などに利用します。
19,800円~
戸籍収集代行コース
相続関係を明らかにするために、戸籍収集を代行するコースです。
9,800円~
財産目録作成(相続財産調査含む)コース
故人の遺産を調査し、その一覧表を作成します。
24,980円~
遺産分割協議書作成コース
遺産の分配方法について、相続人全員で分配方法に合意した、という文書を作成します。遺産の名義変更や相続税の手続きなどに使用します。
49,800円~
相続書類おまとめパッケージ
相続方針の確認から相続関係説明図作成、財産目録作成、遺産分割協議書作成をセットにしたものです。通常必要となる書類は一通りそろいます。
※司法書士・税理士等による手続きは含みません。
104,980円~
相続フルサポートパッケージ
相続手続きのすべてとその後一年間のアフターフォローを含むコースです。
他の専門家との連絡などもすべてうさねこ法務が代行いたします。手続きの一切をうさねこ法務にお任せいただく場合にご利用ください。
アフターフォローは相続手続き完了後一年間、何度でもお問い合わせいただけるものとなっております。
249,800円 + 相続財産価額の0.5%~

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